
スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作が日本上陸! 年の差を超えた友情は「今日だけの嘘」ではじまった——。 長年連れ添った親友のベッシーが亡くなり、心にぽっかり穴が空いてしまったエレノア。疎遠になっている娘の住むニューヨークに来てみたものの、娘や孫にはそれぞれの生活もあって誰も相手にしてくれず。そんなある日、同年代の友人でも作ってみてはどうかと娘に言われ気軽なお茶会に参加するつもりが、ホロコースト生存者がその経験を語り合う自助グループの会に迷い込んでしまう。退出することも出来ずその場しのぎで語り始めた自身の半生。それは、生前忘れたくても忘れられないホロコーストの記憶を語っていた亡き親友ベッシーの人生の物語だった。 大学のレポートのため会に参加していたジャーナリスト志望の学生ニナは、激動の半生に感銘を受けインタビューさせてほしいと申し出るが、今日だけの嘘のつもりで話していたエレノアはもちろん拒否。だが、半年前にユダヤ人である母を亡くし父と二人のぎこちない生活に疎外感を感じているニナに、自身の孤独な境遇を重ね合わせ…。嘘から始まった二人の奇妙な友情関係は日を追うごとに深まり、ダメと分かっていても嘘に嘘を重ね、しまいにはテレビ番組の取材まで入ってしまう。年の差を感じさせない新たな友情の日々に心躍るエレノアをよそに悪気のない嘘は一人歩きし、周囲の人々を巻き込んだ大騒動に発展してしまうのだった…。