小学三年生の夏、内気な少年のつばさは、クラスの人気者である暁太郎と出会い、親友になる。小さな世界の中で、かけがえのない時間を過ごしていくふたり。しかし、ある些細な事件をきっかけに、ふたりの関係は引き裂かれて——。 30年以上にわたる少年たちの友情と再会を通して、人が生きることの意味を静かに問いかける物語。