職場でもプライベートでもうまくいかず苛立ちを募らせていた美容師の佐伯美帆は、階段で足を滑らせてしまう。目を覚ました彼女は新米の死神・サクマに連れられ、怪しい美容室「冥供愛富(メイクアップ)」にたどり着く。そこは、死神美容師たちが亡くなった人間にお色直しを施し、現世にいる家族や大切な人を1日だけつなぐことで「最期の別れ」を手助けする場所だった。しかし美帆の本当の死は数日後で、彼女を連れてきたのはサクマの早とちりであったことが判明。美帆は死を迎えるまでの間、冥供愛富で過ごすことになる。