大学ボート部の新入部員・邦夫は練習帰りに、何者かに追われている少女・友子に出会う。後日再会した二人は親しくなり、邦夫は川向うの玩具会社に勤める友子にほのかな愛情を覚え始めていた。しかしデートを重ねていく中で、友子は不思議と自分の過去を一切語ろうとはしない。そんなある日、ボート部の合宿に乗り込んできたチンピラが、友子は自分の女で感化院上がりだと告げる。邦夫はそんな訳がないと否定するが、その日以来、友子はデートの約束にも現れなくなってしまった。邦夫は友子を想う一心で、ボート部の仲間たちが引き留めるのを遮って川向うへ彼女を探しにいく。そこで友子の幼馴染でクリーニング屋の修二に出会い、彼の案内によって友子の勤める工場へとたどり着くことができた。邦夫の真っ直ぐな愛情に戸惑う友子だったが、やがてゆっくりと自分の過去を語り始める…。